実は、私はうつ病です。
今まで公表する勇気がなくて…
でも決めたことが続けられなかったり、生活に支障が出るときもあるので公表することにしました。
今回は、ちょっとネガティブモードな内容になってしまいます。
でも『うつ病』はストレスだけが原因ではないことをお伝えしたくて、書いてみることにしました。
うつ病になった原因

『うつ病』って聞くと、あなたはどんな印象を受けますか?
- そんなにストレスがあったの?
- 悩んでたの?
- それって怠けたいだけなんじゃないの?
私は、こんな印象を持たれるのが嫌で隠していました。
私がうつ病になった原因は、ストレスだけではありません。
うつ病になる前、私はすごくポジティブで誰とでも話せる社交的な人間でした。
もちろん友達もいて、SNSも楽しんでいました。
そんなある日、私は洗濯物を持っていて階段の一番上から落ちてしまったんです。
住み慣れた家で、油断していたのかもしれませんね。
ここから、私のうつ病へのカウントダウンが始まっていきました。
階段を落ちてから…
階段を落ちてけがをしていたら、きっと病院に行きました。
でも運が良かったのか、打ち身だけで自力で起き上がることもできました。
その日は子どもを連れて遊びに行く約束をしていたので、階段から落ちた1時間後くらいには家を出発しました。
もちろん、私の運転で。
今となっては、あのとき病院に行くほどのけがをしていたら…
と思うこともあります。
階段から落ちた日は、こんなふうに何事もなかったように活発に動いていました。
でも、うつ病へのカウントダウンは着実に始まっていたんです。
異変を感じ始めた時期

階段から落ちて2か月くらい経ったある日、私は肩こりにとても悩まされていました。
今まで肩こりをそんなに感じたことはなかったのに、肩と首がとても張っていて固くなっていました。
首は寝違えたときのように、動かすと痛みもありました。
「ただの肩こり!」そう自分に言い聞かせて、それからも何事もなかったように過ごしました。
これがむちうちの症状なんて知らずに。
階段から落ちた時、しりもちをついたようにして落ちていました。
『そのときにむちうちになったのだろう』と病院の医師に言われました。
それは、階段から落ちて1年後のことでした。
うつ病の症状~私の場合~

うつ病と言っても、私の場合は最初からうつ病だったわけではありません。
階段から落ちてむちうちに
↓
肩こりが悪化して自律神経失調症に
↓
自律神経失調が悪化してうつ病に
うつ病と診断される前に、自律神経失調症の症状が出ていました。
- めまい
- 吐き気
- 耳鳴り
- 頭痛
- 味覚障害
- 不眠 …
ほかにもたくさんの症状がありました。
この時点では、私はまだ病院に行きませんでした。
こんなに体調が悪いのに、なんで病院に行かないのか不思議ですよね?
この時点では、「ただの自律神経失調症だし大丈夫!」って思っていたんです。
生活に支障はあったけど、どうにか家事もこなせるレベル。
まだまだ頑張れる!
そう思って、毎日を過ごしていました。
自律神経失調症だと思ったのは、たくさんネットで調べたから。
不安から、ずーっとスマホを見ていました。
https://kokosolife.com/depression/690/
病院に行った時期

自律神経失調症の症状が出始めて5か月。
階段から落ちた日から1年近く経ったある日、ついに私は動けなくなってしまいました。
歩くことができないんです。
立てば、めまいとひどい耳鳴り。
横になっていても、まるで震度3くらいの地震が起き続けているかのような感覚。
このころになると、さすがに夫も異変を感じたみたいでした。
でも、病院に行ったのは私だけ。
看護師さんには、『よく自分で運転できたね!』とびっくりされるほどでした。
ついにうつ病の診断が…

病院に行ってから気が緩んだのか、だんだんと精神面の症状が出てくるようになります。
- 包丁やはさみなどの刃物を持てばリストカット未遂
- 薬を見つければ過剰摂取
自分の手で首を絞めたこともありました。
意識がなくなる瞬間でも、苦しいとか痛いとかの感情はありませんでした。
毎日自殺願望があり、自己嫌悪の日々。
生きていることがとてもつらく、苦しかった。
- パニックを起こして奇声を上げて暴れる
- 意味もないのに涙が止まらない
- 未来に希望なんてない
絶望しかなかったのを覚えいます。
あきらかに異常な私の行動に、子どもは怯え夫は茫然とするばかりでした。
そんなとき、夫のおばさんが心療内科を受診することを勧めてくれました。
病院での診察の結果、私はうつ病と診断されました。
入院を勧められましたが、子どもがいるので自宅療養をすることに。
ここから、私とうつ病との戦いが始まりました。
異変を感じたらすぐに病院へ

今回は、私の実体験を書いてみました。
今でも、思い出すのが怖くなるときがあります。
でも、あの苦しい時期を超えたから今の私がいます。
- 階段から落ちた時に病院に行っていたら…
- 体調が悪くなった時に病院に行っていたら…
後悔はたくさんあります。
少しでも体に異変を感じたら、病院に行くようにしましょう。
悪化させてからでは、取り返しのつかないことになるかもしれませんよ。
うつ病との戦いは、また次の機会に書いてみようと思います。
今も戦っているうつ病。
いつか共存できるように、うまく付き合っていけたら…と思います。
今回も読んでいただき、ありがとうございました♪
↓よかったらポチっとしていってくださいね(*^^*)