あなたは、『自律神経失調症』って聞いたことはありませんか?
症状が決まっていなくて、人によって出る症状はさまざま。
私も自律神経失調症の症状に多く当てはまりましたが、全部に該当するわけではなくもっとひどい症状が出るときもありました。
今回は、『自律神経失調症』について紹介してみます。
自律神経失調症って?

自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることによって起きる症状です。
ところで、自律神経失調症は正式な病名じゃないって知っていましたか?
「自律神経失調症」とは、「頭痛がする」「だるくてつらい」「動悸が激しい」などさまざまな症状があるのに、病院で検査をしても何も異常が見つからない場合につけられる“診断名”で、“病名”ではありません。
日本医師会ホームページより
体調不良の原因がわからず、でも症状がある。
そんなときの診断名として、自律神経失調症が使われているんです。
「診断名なら、そんなに深刻じゃないのでは?」
って思われるかもしれませんね。
でも、実際の症状を聞くと「これで病名がつかないの!?」ってびっくりしますよ。
実際に私と家族がそうだったから。
自律神経失調症の主な症状を紹介してみますね。
自立神経失調症の主な症状

自律神経失調症は、人によって症状が変わってきます。
ここでは、主な症状について書いてみますね。
- 頭痛
- めまい
- 立ちくらみ
- 吐き気
- 動悸
- 不眠
- 疲れが取れない
- 耳鳴り
- 冷え性
- 肩こり
- 咳が出る …
ざっと書いてみましたが、もっと多くの症状が現れます。
こんなにたくさんの症状が出るのに、病名じゃないって不思議ですよね。
私はここに書いていない症状も出ていたので、ちょっと書いてみます。
自律神経失調症の症状~私の場合~

私の場合、うつ病の一歩手前だったからか精神面での症状も出ていました。
- めまい
- 吐き気
- 食欲低下
- 耳鳴り
- 頭痛
- 味覚障害
- 不眠
- 立ちくらみ
- 動悸
- 冷え性
- 肩と首のこり
- 疲れが取れない
- 咳が出る
- 息ができなくなる(胸が締めつけられるような感じ)
- 温度差で手先や足先がかゆくなる
- 言葉につまって会話ができなくなる
- 集中力の低下
- 気持ちが落ち込み立ち直れない …
ほかにもちょっとしたことでイライラしたり、奇声を上げてしまったり。
私が病院に行ったときは、自律神経失調症の症状がひどく一人で歩くことができない状態でした。
(壁や手すりを使ってどうにか立てる状態。)
家では日中のほとんどを、横になって生活していました。
今でも、季節の変わり目には風邪でもないのに咳が止まらなくなってしまいます。
咳が出やすいのは、
- 誰かと話すとき
- 静かにしないといけないとき
- 何かしないといけないことがあるとき
無意識にストレスを感じるときが多い気がします。
そんなときは、マスクをして顔を隠すと落ち着くことも。
マスクは気持ちが不安定になった時のお助けアイテムとして、欠かすことができなくなっています。
うつと自律神経失調症の違いって?

最初に病院に行ったときは、「自律神経失調ですね。」と言われました。
でも、精神面にも異常をきたしていたので、心療内科を受診するように勧められました。
心療内科では、「うつ病」との診断。
自律神経失調症とうつ病って、同じような体の症状なのに診断名と病名…
どんな違いがあるのか、気になりますよね。
自律神経失調症は、精神障害がない場合につけられます。
私の場合は、病院に行った時点で精神障害が出ていたけどそこまでひどくなかったので『自律神経失調症』となりました。
うつ病と判断するには、心療内科を受ける必要があったからかもしれませんが、内科の先生からは「この病院でできる治療ではあなたを治すことができません。」と言われました。
心療内科の予約をして、受診するまでに出た症状もあります。
- 意味もなく涙が出る
- リストカットなどの自傷行為
- 無言で1日中ぼーっとする
- 記憶力や判断力の著しい低下
- パニックを起こす
ここまでくると、家族もうつ病を疑い始めていました。
自律神経失調症かも…と思ったら病院へ

今回は『自律神経失調症』について紹介してみました。
一度は聞いたことのある診断名だけど、軽く見られがちな『自律神経失調症』。
悪化してしまうと、私のように精神面にも影響が出て『うつ病』になってしまうこともあるので早めの病院をおすすめします。
うつ病って聞いてリストカットを思い浮かべる方も多いと思いますが、あれってしているときは痛くないんですよ。
機会があれば、うつ病になってからのお話も書いてみようと思います。
今回も読んでいただき、ありがとうございました♪
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