うつ病体験談

うつ病になると朝が嫌になるのはなぜ?私がつらい時間を乗り越えた方法。

うつ病になって、私はがくるのが嫌で仕方ありませんでした。

主婦の朝って、することがたくさんあります。

  • 朝食の準備
  • お弁当の用意
  • 学校の用意

家族が起きるよりも1時間早く起きて、朝食とお弁当を作って…
元気なときにはできていたことも、うつ病になってできなくなってしまいました。

でも全然しないわけにはいかなくて、どうにか布団から出て起き上がって。
朝が来るのが本当に苦痛でした。

今回は、そんなのつらい時間をどうやって乗り切るか』について考えてみようと思います。
朝のつらい時間を乗り切るポイントは4つ。

  • 朝食は作らなくてもいいものを
  • お弁当は買ってもらう
  • お弁当を作る場合は冷凍を上手に活用する
  • 学校の準備は前日に

うつ病は朝がつらい

私はうつ病になって、朝起きられなくなりました。

しんどいとかだるいとかの域を超えて、起き上がったら死んでしまう!くらいひどくて。
朝起きられないことで自己嫌悪を感じて、うつ病が悪化したこともありました。

できていたことができなくなって、しないといけないことができない。
『私は生きている価値がない』って毎日思っていました。

「夜早く寝たら起きれるんじゃない?」って思われるかもしれませんね。
うつ病になると、睡眠障害も起きます。
寝ないと!って思えば思うほど、眠れなくなってしまいます。

それに、朝起きた瞬間から疲れているんです。
寝起きなのに。
おかしいですよね?

でもこれがうつ病なんです。

うつ病になると朝がつらくなるのはなぜ?

睡眠障害はうつ病の症状の1つ。

  • 寝つきが悪い
  • 眠りが浅い
  • 夜中に目が覚める
  • 朝早くに目が覚める

うつ病になると疲れやすいのに、十分眠ることができないと疲れは蓄積されるばかりです。

だから、日中もぼーっとしたり昼寝が必要だったりするんですね。
睡眠のリズムが崩れるから、動けないくらい体がだるかったり重かったり。

寝れない日が続くと、うつ病がひどくなってしまいます。
睡眠薬や精神安定剤を飲むことで、寝つきがよくなることもあるので病院で相談してみましょう。

朝がつらいときの対処法

朝起きるだけでもやっとなのに、朝食の準備なんてできそうにない。

私も朝、何もできない日がありました。
そんな時期を乗り越えた方法を紹介しますね。

朝食は作らなくてもいいものを

家族がいるとしないといけない、朝食の用意
でも何もできないくらいしんどい時には、家族に助けてもらいましょう。

  • 菓子パンにする
  • 夕食の残りをチンしてもらう
  • シリアルにする

菓子パンなら、作る手間が省けて簡単においしいパンを食べることができます。
和食がいいなら、前日のお味噌汁とお漬物。
たまにはシリアルもいいかもしれませんね。

朝食は大切ですが、しんどいときに無理をしては治りも遅くなってしまいます。
家族の協力が得られるときには、できるだけ無理をしないようにしましょう。

お弁当は買ってもらう

お弁当を作るのって大変ですよね。

そんなときには、お弁当を買って行ってもらうようにしましょう。
もし子どもが学生なら、学食を利用してもらってもいいかもしれませんね。

朝のお弁当作りがなくなると、それだけでも気持ちも軽くなりますよ。
毎日作っていたのが、週3回程度になっても違うと思います。

少しでも、負担になるようなことは減らすようにしたいですね。

お弁当を作る場合は冷凍を上手に活用する

お弁当は作りたくない。
でもどうしても作らないといけない日もありますよね。

  • 遠足
  • 運動会
  • 仕事中に買い物に行けない

こんな時には、気力と体力を振り絞ってお弁当を作ります。
作るといっても、かなり手抜きですが…

朝から全部手作りするなんて、とてもできません。
そんなときに役立つのがコレ。

  • 冷凍食品
  • 前日の夕食の残り

冷凍食品は、チンするだけなのでとても簡単にできます。
でも冷凍食品ばかりでは抵抗がありますよね?

そんな時には、前日の夕食の残りを使います。
私は、お弁当の前にはあえてお弁当にも持っていけるメニューにしています。

体調のいい日に、和え物などを作って冷凍食品のようにカップに入れて冷凍しておきます。
お弁当のいるにはチンするだけなので、簡単に作ることができますよ。

卵焼きも冷凍しておくと便利です。
このとき、ちゃんと切って冷凍するのをお忘れなく。

たまにお弁当を作ると、いつお弁当がいるのかわからなくなることもあります。
冷蔵庫にカレンダーを貼って、前日にチェックするようにしましょう。

学校の準備は前日に

我が家の子どもたちは、まだ一人で用意をすることができません。
朝になって、「今日これがいるのに!」と言われても頭も体もついていきません。

そんなときは、学校の前日にすべての用意を終わらせましょう。

私の場合、一定の時間を超えるとパニックを起こすことが多いので早めに用意をします。
遠足など、当日にしか用意ができない場合は家族に頼んだりします。

うつ病になって、家族に負担をかけることが多くなってきたことを気に病んでいました。
でも最近では、「早く動けるようになった方が家族の負担も減らせるのでは?」と思えるようになってきました。

早く元気になろうと焦る気持ちもわかりますが、今は休む時だと思ってゆっくりすることも家族のためですよ。

家族に感謝の気持ちを伝えよう

今回は、『朝のつらい時間をどう乗り切るか』について考えてみました。
最後にもう一度おさらいしてみましょう。

朝のつらい時間を乗り切る方法
  • 朝食は作らなくてもいいものを
  • お弁当は買ってもらう
  • お弁当を作る場合は冷凍を上手に活用する
  • 学校の準備は前日に

うつ病になると、家族に迷惑をたくさんかけてしまう罪悪感を持ってしまいがちです。
でも、家族の協力なしにうつ病を治すことができません。

今はゆっくり休んで、家族の楽しい時間を取り戻すことを目標にしましょう。

もしそれでも家族に負い目を感じてしまうなら、『ありがとう』と感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?

『ありがとう』を言葉にすることは大変なことだと思います。
そんなときは、ちょっとしたメモ帳などに書いてみるのもいいかもしれませんね。

今回も読んでいただき、ありがとうございました♪

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